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【漢方薬09】小柴胡湯(ショウサイコトウ)

小柴胡湯(しょうさいことう)とは?

小柴胡湯は、上腹部の不快感や肝機能障害など、様々な症状に効果がある日本の伝統的な漢方薬です。体力が中程度の人向けの薬剤です。

どんなときに使うの?

以下のような症状がある人におすすめです:

上腹部がはって苦しい

舌に白い苔(こけ)ができる

口の中が不快

食欲不振

時々微熱がある

吐き気がある

特に以下の症状や疾患に効果があります:

急性の熱性疾患(肺炎、気管支炎など)

気管支喘息

感冒(かぜ)

リンパ腺炎

慢性胃腸障害

産後の回復不全

慢性肝炎における肝機能障害

効果

上腹部の不快感の軽減

肝機能の改善

発熱や炎症の緩和

消化器系の症状改善

免疫機能の調整

使い方

通常、大人は1日7.5gを2~3回に分けて飲みます。

食事の前か、食事と食事の間に飲むのがよいでしょう。

年齢、体重、症状によって、量を調整することがあります。

注意点

自分の体質や症状に合っているか確認しましょう。効果が感じられない場合は、長期間の使用は避けましょう。

カンゾウという生薬が含まれているため、血清カリウム値や血圧に影響を与える可能性があります。

他の漢方薬と一緒に飲む場合は、同じ生薬が重複しないよう注意が必要です。

慢性肝炎の治療に使用する場合は、血小板数の変化に注意が必要です。減少が見られたら使用を中止しましょう。

こんな人は使用に注意

体力が著しく衰えている方(副作用が出やすくなる可能性があります)

肝硬変や肝臓がんの方(使用を避けてください)

慢性肝炎で血小板数が10万/mm3以下の方(使用を避けてください)

慢性肝炎で血小板数が10万/mm3超~15万/mm3以下の方(慎重に使用してください)

妊婦または妊娠の可能性がある方(医師又は薬剤師に相談が必要です)

授乳中の方(医師又は薬剤師に相談が必要です)

高齢の方(量を減らすなどの注意が必要です)

小児への使用

小児を対象とした臨床試験は行われていないため、使用する場合は医師又は薬剤師に相談しましょう。

小柴胡湯の特徴

小柴胡湯は、東洋医学で「少陽病」と呼ばれる症状群に効果があるとされています。これは、病気の進行過程の中間段階で、熱が半表半裏(体の表面と内部の中間)にある状態を指します。

現代医学の観点からは、抗炎症作用や免疫調整作用があると考えられており、特に肝機能障害の改善に効果があることが認められています。

まとめ

小柴胡湯は、上腹部の不快感や肝機能障害、そして様々な炎症性疾患に効果がある漢方薬です。

当薬局での価格

3包 500円(税込)

21包 3,200円(税込)

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