
10錠 1,000円(税込)
ラベプラゾールNa錠10mgってなに?
ラベプラゾールNa錠は、プロトンポンプインヒビター(PPI)に分類される医薬品で、胃酸分泌を抑制する作用を持つ薬剤です。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、逆流性食道炎などの治療に広く使用されています。 本記事では、この薬剤の特徴、効能、用法、注意点についてわかりやすく解説します。
ラベプラゾールナトリウム錠の特徴
ラベプラゾールNa錠は、5mg錠と10mg錠の2種類があり、腸溶フィルムコーティング錠(胃酸に耐え、腸で溶ける設計)となっています。
この薬剤は、胃酸分泌を抑制することで、胃や十二指腸の粘膜を保護し、潰瘍の治癒を促進します。
また、ヘリコバクター・ピロリの除菌治療にも使用されます。
効能・効果
ラベプラゾールナトリウム錠は以下の疾患に効果があります。
- 胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍
- 逆流性食道炎(治療および維持療法)
- Zollinger-Ellison症候群 非びらん性胃食道逆流症 低用量アスピリン投与時の胃潰瘍・十二指腸潰瘍の再発抑制 ヘリコバクター・ピロリ除菌の補助(胃潰瘍、十二指腸潰瘍など)
用法・用量
疾患ごとに適切な投与量が異なります。
胃潰瘍・十二指腸潰瘍: 通常、成人には1回10mgを1日1回経口投与。病状により20mgに増量可能。
逆流性食道炎: 通常、成人には1回10mgを1日1回投与。 効果不十分な場合は1日2回投与も可能。
ヘリコバクター・ピロリ除菌: ラベプラゾールナトリウム10mg、アモキシシリン750mg、クラリスロマイシン200mgを1日2回、7日間投与。
注意点
使用にあたっては以下の点に注意してください。
禁忌: 本剤の成分に過敏症の既往歴がある患者、アタザナビル硫酸塩やリルピビリン塩酸塩を投与中の患者には使用できません。
副作用: ショック、アナフィラキシー、肝機能障害、間質性肺炎などの重大な副作用が報告されています。 軽度の副作用としては、頭痛、便秘、下痢などが報告されています。いずれも頻度不明・5%未満です。
相互作用: 他の薬剤(例:ジゴキシン、イトラコナゾールなど)との併用に注意が必要です。
特定の患者への注意
高齢者: 肝機能低下により副作用が出やすいため注意が必要です。
ラベプラゾールNa錠は処方せんなしで購入できる?
ラベプラゾールNa錠は2025年より零売薬局などで処方せんなしで購入できるようになりました。また薬剤師がいるドラッグストアでもOTC医薬品として購入できるようになるようです。
当薬局での価格
10錠 1,000円(税込)