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【漢方薬65】帰脾湯(キヒトウ)

帰脾湯(きひとう)とは?

帰脾湯は、主に虚弱体質で血色の悪い人の貧血や不眠症を改善する効果がある日本の伝統的な漢方薬です。「帰脾」とは「脾(ひ)に帰る」という意味で、東洋医学で重要視される「脾」の機能を回復させる働きがあります。

どんな人におすすめ?

以下のような特徴や症状がある人におすすめです:

  1. 虚弱体質である
  2. 血色が悪い
  3. 貧血がある
  4. 不眠症に悩んでいる
  5. 疲れやすい
  6. 食欲不振がある

使い方

  • 通常、大人は1日7.5gを2~3回に分けて飲みます。
  • 食事の前か、食事と食事の間に飲むのがよいでしょう。
  • 年齢、体重、症状によって、量を調整することがあります。

注意点

  1. 自分の体質や症状に合っているか確認しましょう。効果が感じられない場合は、継続使用を避けましょう。
  2. カンゾウという生薬が含まれているため、血清カリウム値や血圧に影響を与える可能性があります。
  3. 他の漢方薬と一緒に飲む場合は、含有生薬の重複に注意しましょう。

こんな人は使用に注意

  1. 食欲不振、吐き気、嘔吐がある方(症状が悪化する可能性があります)
  2. 妊婦または妊娠の可能性がある方(医師又は薬剤師に相談が必要です)
  3. 授乳中の方(医師又は薬剤師に相談が必要です)
  4. 高齢の方(量を減らすなどの注意が必要です)

小児への使用

小児を対象とした臨床試験は行われていないため、使用する場合は医師又は薬剤師に相談しましょう。

帰脾湯の特徴

帰脾湯は、東洋医学で「気血両虚」と呼ばれる状態を改善します。これは、体の元気(気)と血液(血)の両方が不足している状態を指します。

主な生薬の効果:

  • 人参(ニンジン):元気を回復し、疲労を改善します
  • 黄耆(オウギ):気を補い、体力を増進します
  • 当帰(トウキ):血を補い、貧血を改善します
  • 竜眼肉(リュウガンニク):心を落ち着かせ、不眠を改善します
  • 遠志(オンジ):神経を鎮め、記憶力を高めます

これらの生薬の組み合わせにより、虚弱体質を改善し、貧血や不眠症状を和らげる効果があります。

まとめ

帰脾湯は、虚弱体質で血色の悪い人の貧血や不眠症に効果がある漢方薬です。体力を回復させながら、血の巡りを良くし、心身のバランスを整える働きがあります。

当薬局での価格

3包 450円(税込)

21包 2,900円(税込)

 

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