ロゼックスゲル0.75%とは?
ロゼックスゲル0.75%は、主にがん性皮膚潰瘍と酒さ(しゅさ)の治療に使用される外用薬です。ニトロイミダゾール系の抗原虫薬、抗菌薬であるメトロニダゾールという成分を含み、抗菌作用や抗炎症作用を持っています。
どんな症状に効果がある?
以下の症状に効果があります:
- がん性皮膚潰瘍部位の殺菌・臭気の軽減
- 酒さ(顔面の慢性的な炎症性皮膚疾患)
具体的に期待できる効果
- がん性皮膚潰瘍の殺菌
- がん性皮膚潰瘍の臭気軽減
- 酒さの炎症軽減
- 酒さの発赤改善
使い方
がん性皮膚潰瘍の場合:
- 症状に応じて適量を使用
- 潰瘍面を清拭後、1日1~2回
- ガーゼ等にのばして貼付、または直接塗布してガーゼ等で保護
酒さの場合:
- 1日2回、洗顔後などに適量を塗布
- 使用期間は通常12週間まで
注意点
- 血液疾患や脳・脊髄腫瘍のある患者は注意が必要です
- 妊娠3ヶ月以内の女性は使用を避けてください
- 授乳中の方は、授乳を避けることが望ましいです
- 小児への使用については、十分なデータがありません
ロゼックスゲル0.75%の特徴
- 抗菌作用:細菌の増殖を抑制します
- 抗炎症作用:炎症を軽減します
- ゲル剤型:使いやすく、患部に密着しやすい形状です
- 特殊な効果:がん性皮膚潰瘍の臭気を軽減する効果があります
まとめ
ロゼックスゲル0.75%は、がん性皮膚潰瘍と酒さという特殊な皮膚疾患に効果を発揮する外用薬です。がん性皮膚潰瘍に対しては殺菌作用と臭気軽減効果があり、酒さに対しては炎症を抑える効果があります。
当薬局での価格
1本(15g) 2,700円(税込)