
10錠 300円(税込)
100錠 2,500円(税込)
ミヤBM錠の効能・効果と使用方法について
ミヤBM錠は、腸内環境を整える医療用医薬品です。宮入菌(酪酸菌)を有効成分とし、腸内の善玉菌のバランスを改善することで、様々な消化器症状を和らげる効果があります。
効能・効果
- 腸内菌叢(ちょうないきんそう)の異常による諸症状の改善
腸内菌叢とは、腸内に生息する細菌の集合体のことで、この細菌バランスが崩れると、様々な不調が現れることがあります。ミヤBM錠は、そうしたバランスの乱れを整える効果が期待できます。
具体的には次のような症状に用いられることがあります:
- 下痢
- 便秘
- 腹部膨満感(おなかの張り)
- 腹痛
- 消化不良
- 抗生物質使用後の腸内細菌バランスの乱れ
用法・用量
ミヤBM錠の場合:
- 通常、成人は1日3~6錠を、朝・昼・晩の3回に分けて服用します
- 年齢や症状に応じて、医師の判断で服用量を調整することがあります
ミヤBM錠の特徴
ミヤBM錠の有効成分である宮入菌(酪酸菌)は、日本人の医師である宮入近治博士によって発見された菌で、正式名称は「クロストリジウム・ブチリカム・ミヤイリ菌」です。この菌には以下のような特徴があります:
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酪酸の産生
- 腸内で酪酸という物質を産生し、腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)を促進します
- 酪酸は腸粘膜の栄養源となり、腸の健康維持に役立ちます
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芽胞形成能力
- 宮入菌は芽胞を形成する能力があり、胃酸に強いという特徴があります
- そのため、生きたまま腸まで届きやすいとされています
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腸内環境の改善
- 腸内のpH(酸性度)を下げ、悪玉菌の増殖を抑制します
- 善玉菌の増殖を促すことで、腸内環境を整えます
ビオスリー配合錠との違い
ミヤBM錠は宮入菌(酪酸菌)単一の製剤であるのに対し、ビオスリー配合錠は乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸菌の3種類の菌を配合しています。どちらも腸内環境を整える医薬品ですが、含有する菌の種類と数が異なります。
腸内環境の改善には、適切な食生活や運動習慣も重要です。ミヤBM錠による治療と併せて、バランスの良い食事や適度な運動を心がけることで、より効果的に腸内環境を整えることができます。
当薬局での価格
10錠 300円(税込)
100錠 2,500円(税込)