メチコバール錠・メコバラミン錠とは?
メチコバール錠・メコバラミン錠は、ビタミンB12の一種であるメコバラミンを主成分とする薬です。主に末梢性神経障害の治療に使用されます。メコバラミンは、体内で活性型のビタミンB12として直接働くことができる特徴があります。
どんな症状に効くの?
このお薬は、主に以下の症状を改善するために使用されます:
- 末梢性神経障害
末梢性神経障害は以下のような症状を引き起こすことがあります:
- 手足のしびれ
- ピリピリ感やチクチク感
- 痛み
- 感覚の鈍さ
- 筋力の低下
- バランス感覚の低下
使い方は?
メコバラミン錠の一般的な使用方法は以下の通りです:
- メコバラミン錠250μgの場合:
- 通常、成人は1日6錠を3回に分けて服用します
- メコバラミン錠500μgの場合:
- 通常、成人は1日3錠を3回に分けて服用します
※具体的な服用量や回数は、年齢や症状により医師が適宜調整します。医師の指示に従って服用してください。
特徴
- 活性型ビタミンB12:
- 体内で直接利用できる形態のため、効果的に作用します
- 神経再生促進:
- 損傷した神経の修復や再生を促進する効果があります
- 代謝改善:
- 神経細胞のエネルギー代謝を改善し、神経機能の回復を助けます
- 安全性が高い:
- ビタミンB12は水溶性のため、過剰摂取のリスクが比較的低いです
注意点
- 適切な診断と処方:
- 自己判断で服用せず、必ず医師の診断と処方を受けてください
- 長期的な治療:
- 神経の回復には時間がかかるため、長期的な服用が必要になることがあります
- 他の薬との相互作用:
- 特に問題となる相互作用は少ないですが、服用中の薬がある場合は医師に伝えてください
- 副作用の可能性:
- まれに、発疹、そう痒感、胃部不快感などの副作用が報告されています
- 気になる症状があれば、すぐに医師に相談しましょう
- 妊娠・授乳中の方:
- 一般的に安全とされていますが、使用前に必ず医師に相談してください
- 光に弱い:
- メコバラミンは光に弱いため、薬を保管する際は遮光に注意しましょう
まとめ
メチコバール錠・メコバラミン錠は、末梢性神経障害の治療に用いられる活性型ビタミンB12製剤です。主な特徴は以下の通りです:
- 効果:末梢性神経障害の症状改善に効果があります
- 使用法:1日3回に分けて服用します(250μgの場合は1日6錠、500μgの場合は1日3錠)
- 作用:神経の再生を促進し、代謝を改善します
- 安全性:水溶性ビタミンのため、比較的安全性が高いです
当薬局の価格
メコバラミン錠500㎍ 20錠 500円(税込)
先発医薬品
メチコバール錠500㎍ 20錠 700円(税込)